チケットのタイプ、名称、制限などの情報は、チケットマスタに設定します。チケットマスタを設定したら、チケットの金額などを設定した商品マスタを作成し、その商品を購入すると付与されるチケットとして設定します。
ここでは、通常の予約チケットの基本的な設定について説明します。
トライアル用のチケット、入退館用のチケット、スクール(在籍型クラス)のチケットの設定については、それぞれ「トライアルチケットを設定する」「入退館用のチケットを設定する」「チケット(スクール)」を参照してください。
チケットの基本情報の設定は、以下の流れで行います。
STEP 1:チケットマスタを設定する
チケットマスタの設定は、以下の手順で行います。
- 管理サイトのサイドバーから[マスタ]>[チケット]を選択し、チケットの一覧画面を表示します。
- チケットの一覧画面で、作成するチケットの種類に合わせて以下をクリックし、チケット画面を表示します。
- 初期設定の予約チケットを編集する場合:一覧の「One Time Ticket」をクリックします。
- 新規にチケットを作成する場合:[新規登録]をクリックします。
Note:初期設定の「Trial Ticket」は、トライアル用のチケットの作成に使用できます(「トライアルチケットを設定する」を参照)。 -
[チケットタイプ]からチケットのタイプを選択します。
- トライアル:トライアルのプログラムを予約できるチケット(「トライアルチケットを設定する」を参照)。
- 通常予約:固定枠予約(「固定枠予約とは」を参照)、自由枠予約(「自由枠予約とは」を参照)のプログラムを予約できるチケット。スクール機能をご契約の場合、スクール(「スクールの概要(スクール)」を参照)のプログラムを予約できるチケット。
- スクール:スクール機能(前バージョン)をご契約の場合、スクールの体験レッスンを予約できるチケット(詳細については、「体験チケットを設定する(スクール向け)」を参照)。
- 入退館:店舗への入退館だけができるチケット(「入退館用のチケットを設定する」を参照)。
Note:[チケットタイプ]は、新規登録時のみ設定できます。後から変更することはできません。 - [コード]に、チケットを識別するためのコードを入力します。
- [名称]に、チケット名を入力します。
- その他の項目を必要に応じて設定します。設定項目の詳細については、「チケットマスタの設定項目」を参照してください。
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[保存する]をクリックします。設定が保存され、「販売枚数・価格設定」に移動画面が表示されます。
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「販売枚数・価格設定」に移動画面で[移動する]をクリックします。作成したチケットの情報があらかじめ入力された状態で、商品マスタの設定画面に移動します。
Note:「販売枚数・価格設定」に移動画面で[移動せずに終了]をクリックして設定をいったん終了し、後で「STEP 2:チケットの商品マスタを設定する」を行うこともできます。
Note:チケットマスタの無効化や削除については、「マスタを無効化・削除する」を参照してください。
チケットマスタの設定項目
基本設定(チケットマスタ)
項目 | 説明 |
チケットタイプ(必須) | チケットのタイプ。
Note:トライアル用の予約チケットは、1人1回だけ使用できます。複数所持していても、使用できるのは1枚です。
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コード(必須) | チケットを識別するためのコード。 半角英数字で入力します。 初期値のコードをそのまま使用できます。必要に応じて変更してください。 |
名称(必須) | チケット名。 メンバーサイトに表示されます(下記Note①)。 |
利用可能店舗 | チケットを利用できる店舗。
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予約可能時間帯 | このチケットで予約できる時間帯と曜日。 [チケットタイプ]が「トライアル」、「通常予約」の場合に設定できます。 詳細については、「チケットの予約制限を設定する」を参照してください。 |
入館可能時間帯 | このチケットで入館できる時間帯と曜日。 [チケットタイプ]が「入退館」の場合に設定できます。 時間帯と曜日の設定方法については、「入退館用のチケットを設定する」を参照してください。 |
プログラム制限 | 特定のプログラムの予約だけが可能なチケットにする場合、チェックを入れます。 [チケットタイプ]が「トライアル」、「通常予約」の場合に設定できます。 予約できるプログラムの設定は、プログラムマスタの[チケット制限]で行います(「プログラムを設定する(固定枠予約向け)」を参照)。
Note:このチケットで予約できるプログラムは、[予約可能なプログラム]タブで確認できます。
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有効期限 | チケットの有効期限。 メンバーサイトに表示されます(下記Note②)。 チケットが購入または付与された日からの日数または月数を設定します。
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Note: チケットマスタに設定した情報は、メンバーサイトに下図のように表示されます。
STEP 2:チケットの商品マスタを設定する
チケット用の商品マスタの設定は、以下の手順で行います。
重要:改正特定商取引法により、オンライン契約時の最終確認画面に商品の数量や役務の提供回数等の表示が義務化されています。[名称]だけでは内容が不十分な場合は、[説明]に必ず設定してください。詳しくは、「【必ずご確認ください】 特定商取引法改正に伴う設定見直しのお願い」を参照してください。
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STEP 1で作成したチケットの情報があらかじめ入力された状態で、新規の商品マスタの画面が表示されます。
Note:STEP 1手順8の「販売枚数・価格設定」に移動画面で商品マスタの設定に移動せずに終了した場合は、管理サイトのサイドバーから[マスタ]>[商品]を選択し、商品の一覧画面で[新規登録]をクリックして、新規の商品マスタの画面を表示します。 - [コード]に、商品を識別するためのコードを入力します。
- [名称]に、商品名を入力します。
- [商品タイプ]で、「チケット」が選択されていることを確認します。選択されていない場合は「チケット」を選択してください。
- [説明]に、チケットで利用可能になるサービスや回数などの説明を入力します。
- [金額設定]に、チケットの金額を税込で設定します。
- [付与チケット設定]の[チケット]の一覧からSTEP 1で作成したチケットが選択されていることを確認します。選択されていない場合は該当のチケットを選択してください。また、この商品の購入時に付与するチケットの枚数を[枚数]に入力します。
- その他の項目を必要に応じて設定します。設定項目の詳細については、「商品マスタの設定項目」を参照してください。
- [保存]をクリックします。
Note:商品マスタの削除については、「マスタを無効化・削除する」を参照してください。
商品マスタの設定項目
基本設定(商品マスタ)
項目 | 説明 |
コード(必須) | 商品を識別するためのコード。 メンバーサイトの購入チケットの選択画面には、[コード]の昇順にチケットが並びます。 半角英数字で入力します。 初期値のコードをそのまま使用できます。必要に応じて変更してください。 |
名称(必須) | チケット名。 メンバーサイトに表示されます(下記Noteの①)。 |
商品タイプ(必須) | 「チケット」を選択します。 |
勘定科目 | 勘定科目。 必要に応じて設定します。 |
補助科目 |
補助科目。 |
説明 | チケットの説明。 メンバーサイトに表示されます(下記Noteの②)。 チケット購入の確認画面では、[?]をクリックすると、ここで設定した説明が表示されます。 重要:改正特定商取引法により、オンライン契約時の最終確認画面に商品の数量や役務の提供回数等の表示が義務化されています。[名称]だけでは内容が不十分な場合は、[説明]に必ず設定してください。
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サムネイル用写真 | チケットのサムネイル写真。 管理サイトの商品の一覧画面のサムネイルに表示されます。 |
自動徴収設定 | 非推奨の設定項目です。 同様の設定は、プランマスタの[新規契約時に徴収する商品]などに設定します。 |
金額設定(商品マスタ)
項目 | 説明 |
税込金額 | チケットの金額(税込)。 メンバーサイトに表示されます(下記Noteの③)。 |
税ルール | 適用する税ルール。 未選択の場合はデフォルトの税ルールが適用されます。 |
適用開始日時 | 変更後の金額の適用開始日時。 商品の価格を変更するときに設定します(「商品の価格を変更したい」を参照)。 |
付与チケット設定(商品マスタ)
項目 | 説明 |
購入時に付与されるチケット |
商品購入時に付与されるチケットと付与する枚数。 回数券などの複数枚付与されるチケット商品で1枚当たりの消化金額に端数が生じる場合(例:チケット3枚10,000円の場合、10,000円÷3枚=3,333円で1円の端数)、チケットを使用した予約または予約のキャンセル時点において開催日時が最も過去の予約レッスンのチケット消化金額に端数が加算されます(2024年10月1日以降に付与されたチケットから適用)。 |
有効期限設定 | この商品マスタで付与されるチケットの有効期限。 チケットマスタで[有効期限]が設定されていても、こちらの設定が優先されます。 設定内容が同じチケットに対し、付与枚数によって有効期限を変えたい場合に設定します(例:1枚の商品は1ヶ月有効、10枚の商品は3ヶ月有効)。 チケットが購入または付与された日から有効期限を設定します。
0ヶ月先までと設定した場合、購入・付与された当日のみ有効となります。 |
購入時に入会金を徴収するかどうか | この商品とは別の商品として、商品マスタの非推奨設定項目である[自動徴収設定]に「入会時に徴収」が設定されている商品が登録されているかどうかにより、以下の動作となります。
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Note:商品マスタに設定した情報は、メンバーサイトに下図のように表示されます。