メンバータイプの自動付与は、設定した条件に応じて自動でメンバーにメンバータイプを設定する機能です。例えば法人のお客さまなど特定のメールアドレスで新規会員登録があった場合に、自動で専用のメンバータイプを付与するような設定を行うことができます。
自動でメンバータイプを付与する方法には、以下があります。
- 会員登録されたメールアドレスのドメインを判別して付与する:例えば、自動付与条件のドメイン(メールアドレスの@より後ろの部分)に「hacomono.co.jp」を設定した場合、会員登録されたメールアドレスが「xxx@hacomono.co.jp」のお客さまに、メンバータイプが自動付与されます。
- メンバーサイトへのアクセス時のクエリパラメーターを判別して付与する:例えば、自動付与条件のクエリパラメーターに「h_type=1」を設定した場合、メンバーサイトのURLに「h_type=1」を付加した「https://ブランドコード.hacomono.jp?h_type=1」(メンバーサイトのトップ画面)や「https://ブランドコード.hacomono.jp/register?h_type=1」(メンバーサイトの新規会員登録画面)からアクセスされたお客さまに、メンバータイプが自動付与されます(「クエリパラメーターで自動付与する例」を参照)。
Note:メンバータイプの自動付与機能を利用して法人プランを作成する方法については、「法人プランを作成する」を参照してください。
手順
メンバータイプを自動付与するには、以下の手順を行います。
- 管理サイトのサイドバーから[マスタ]>[メンバータイプ]を選択し、メンバータイプの一覧画面で設定対象のメンバータイプを選択します。
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自動付与の条件によって以下のいずれかを設定します。
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メールアドレスのドメインを判別して付与する場合:
[新規登録時のメールアドレスドメイン]の[追加]をクリックし、ドメインを指定します。
Note:複数のドメインを条件に指定する場合は、[+]をクリックして設定行を追加します。 -
メンバーサイトへのアクセス時のクエリパラメーターを判別して付与する場合:
[メンバーサイトアクセス時のクエリパラメータ]の[追加]をクリックし、クエリパラメーターを指定します。
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メールアドレスのドメインを判別して付与する場合:
- [保存]をクリックします。
Tips:自動付与の条件が設定されているメンバータイプは、メンバータイプの一覧画面で確認できます。
Note:メンバー詳細画面の[ログ]>[メンバータイプ]タブを選択して、メンバータイプが付与された履歴を確認できます。
クエリパラメータで自動付与する例
自動付与条件にクエリパラメータを設定し、学生の会員にメンバータイプ「学生」を自動付与する例です。
メンバータイプマスタの設定例:
使用例:
学生さんには通常の会員登録画面のURL「https://ブランドコード.hacomono.jp/register」ではなく、クエリパラメータが付加されたURL「https://ブランドコード.hacomono.jp/register?h_type=1」から会員登録していただきます。例えば、学生さん専用のランディングページ(LP)を用意して、「学生の会員登録はこちら」のような学生さん専用の会員登録ボタンを設置し、ボタンのリンク先のURLを「https://ブランドコード.hacomono.jp/register?h_type=1」に設定します。
クエリパラメータが付加された会員登録画面のURL「https://ブランドコード.hacomono.jp/register?h_type=1」から会員登録されると、自動的にメンバータイプ「学生」が付加されます。
注意:この例の場合は、学生以外のお客さまが誤って学生専用サイトから会員登録される可能性があります。その場合は、管理サイトのメンバー詳細画面で[基本情報]>[プロフィール]タブの[メンバータイプ]に設定されているメンバータイプの[×]をクリックしてメンバータイプを削除してください。

Note:上記の設定で、メンバーサイトのトップページのURLにクエリパラメータを付加した「https://ブランドコード.hacomono.jp?h_type=1」にアクセスした後、メニューから新規会員登録画面に遷移して会員登録された場合も、自動的にメンバータイプ「学生」が付加されます。