ここではメンバータイプとクエリパラメータを利用して、学生だけが契約可能な学生プランを運用する場合の設定例を紹介します。
メンバータイプを使用した学生プランの設定は、以下の流れで行います。
STEP 1:学生プラン用のメンバータイプを設定する
学生プラン専用のメンバータイプを用意します。専用のメンバータイプには、クエリパラメータを使用したメンバータイプの自動付与を設定します。
- メンバータイプを設定します(「メンバータイプを登録する」を参照)。
- 手順1で設定したメンバータイプにクエリパラメータによる自動付与条件を設定します(「会員登録時にメンバータイプを自動で付与する」の「メンバーサイトアクセス時のクエリパラメーターを判別して付与する」を参照)。
STEP 2:学生プランのプランマスタを設定する
学生プランをプランマスタで設定します。学生プランのプランマスタには、契約制限により特定のメンバータイプが付与されたメンバーのみが契約可能となる設定を行います。
- 学生プランをプランマスタで作成します(「プランの基本情報を設定する」を参照)。
- 手順1で作成したプランの[契約制限]タブで[契約可能なメンバータイプ]の[対象を指定]にSTEP 1の手順1で設定したメンバータイプを設定します(「プランの契約制限を設定する」を参照)。
STEP 3:学生専用の会員登録URLを案内する
学生へ案内する専用の会員登録用URLを準備します。URLにはSTEP 1の手順2で設定したクエリパラメータを付与し、案内したURLから会員登録を行ったメンバーに学生プラン用のメンバータイプが自動付与されるようにします。
- 学生へ案内するURLを設定します。
通常の会員登録画面のURLにSTEP 1の手順2で設定したクエリパラメータを付与します。- 通常の会員登録URLの例:https://ブランドコード.hacomono.jp/register
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クエリパラメータを付与した学生用会員登録URLの例:https://ブランドコード.hacomono.jp/register?h_type=1
※太字部分はSTEP 1の手順2で設定したクエリパラメータの文字列
- クエリパラメータを付与したURLを学生へ案内します。
- 手順2で案内したURLから登録したメンバーに、学生プラン用のメンバータイプが付与されます。
- 学生プラン用のメンバータイプが付与されたメンバーは、メンバーサイトから学生用プランに申し込みが可能です。
注意:この例の場合は、学生以外のお客さまが誤って学生専用サイトから会員登録される可能性があります。その場合は、管理サイトのメンバー詳細画面で[基本情報]>[プロフィール]タブの[メンバータイプ]に設定されているメンバータイプの[×]をクリックしてメンバータイプを削除してください。

Note:上記の設定で、メンバーサイトのトップページのURLにクエリパラメータを付加した「https://ブランドコード.hacomono.jp?h_type=1」にアクセスした後、メニューから新規会員登録画面に遷移して会員登録された場合も、自動的にメンバータイプが付与されます。