EMV 3-Dセキュアとは
EMV 3-Dセキュアは、クレジットカードの不正利用を防止するための本人認証手法の1つです。
各カード発行会社が、カード会員のデバイス情報などを用いて不正利用のリスクを判定し、リスクに応じて追加の認証(パスワード入力など)を行うことで安全性を確保します。
詳細については、一般社団法人日本クレジット協会が公開している以下のドキュメントを参照してください。
hacomonoのEMV 3-Dセキュア対応
hacomonoでは、2025年4月1日午前0時にEMV 3-Dセキュア機能が自動的に有効になります。
EMV 3-Dセキュアは、メンバーサイトからのカード登録時とカード決済時に使用されます(「メンバーサイトでEMV 3-Dセキュア認証する」を参照)。メンバーサイト以外でのカード登録・カード決済は、EMV 3-Dセキュアの対象としていません。
設定変更によって、2025年4月1日午前0時より前にEMV 3-Dセキュア機能を有効にすることも可能です(「2025年4月1日より前にEMV 3-Dセキュアを導入する」を参照)。
EMV 3-Dセキュア導入対象:
カード登録 | カード決済 | |
メンバーサイト | 導入対象 | 導入対象 |
管理サイト | 対象外 | 対象外 |
バッチ処理 | (カード登録なし) | 対象外 |
物販(店頭iPad端末) | (カード登録なし) | 対象外 |
POS | (カード登録なし) | 対象外 |
EMV 3-Dセキュアの個人情報の取り扱いに関する同意
事業者さま(加盟店)は、個人情報取扱事業者として、EMV 3-Dセキュア認証時にメンバーの個人情報を第三者(カード発行会社)に提供することについて、メンバーサイトからの初回のカード登録時またはカード決済時にメンバーから同意を得る必要があります。
個人情報の取り扱いに関する同意条項の文面の作成とメンバーサイトへの設定を、EMV 3-Dセキュアが自動的に有効になる2025年4月1日までに、必ず行ってください(「EMV 3-Dセキュア個人情報取り扱いに関する文面を設定する」を参照)。
EMV 3-Dセキュアの導入準備
EMV 3-Dセキュアの導入準備については、「EMV 3-Dセキュアの導入を準備する」を参照してください。
導入前に登録済みのクレジットカード
EMV 3-Dセキュア導入前からhacomonoに登録されているクレジットカードについては、再登録の必要はありません。システム設定の[EMV 3-D セキュア設定]の設定(「EMV 3-Dセキュア未対応カードの取り扱いを設定する」を参照)に従い、決済が行われます。
ただし、登録済みのクレジットカードでも新規登録の場合と同様に、EMV 3-Dセキュア認証のために以下が必要になります。
- EMV 3-Dセキュアの個人情報の取り扱いに関する同意:導入後、初回のメンバーサイトからのクレジットカード再登録または決済時に個人情報の取り扱いに関する同意画面が表示されます。
- メンバーのカード発行元へのEMV 3-Dセキュアの設定:メンバー(カード保有者)は、カード発行元から案内される方法で、事前にカード発行元にEMV 3-Dセキュアの設定(メールアドレス登録など)を行っておく必要があります。