注意:ご契約にPOSレジ機能が含まれている場合にご利用になれます。
レジの打ち間違えやトレーニングなどで記録されてしまった会計は、精算前であれば、POSレジアプリの会計履歴画面で取り消すことができます。返品とは違い、複数の支払方法を使った会計や釣り銭なし商品券を使った会計も取り消すことができます。
取り消した売上は、マイナスで計上されます。また在庫数は、取り消した数だけプラスされます。
返品(「レジで返品する」を参照)と取り消しでは以下の違いがあります。
返品 | 取り消し | |
複数の支払方法を使った会計 | 返品できない | 取り消しできる |
釣り銭なし商品券を使った会計 | 返品できない | 取り消しできる |
2点以上購入した商品に対する 単品割引が含まれている会計 |
返品できない | 取り消しできない |
精算完了後の会計 | 返品できる | 取り消しできない |
管理サイトからの締め処理後の会計 | 返品できる | 取り消しできない |
管理サイトからの同様の処理 | 払い戻しにより返品できる | 取り消しできない |
1. 取り消し対象の会計を選択する
1-1 [≡]をタップします。 | ||
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1-2 [会計履歴]をタップします。 | ||
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1-3 [期間]や[キーワード]に商品の購入日や購入者を入力して一覧を絞り込み表示します。 | ||
表示を元に戻すには、入力欄の[×]をタップします。 |
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1-4 取り消し対象の会計の行をタップします。 | ||
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2. 取り消しを実行する
2-1 [取り消し]をタップします。 | ||
[取り消し]が画面に表示されていない場合は、下にスクロールしてください。 |
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2-2 商品の明細を確認し、[確定]をタップします。 | ||
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2-3 会計が取り消されます。 | ||
商品の金額がマイナスの売上で登録されます。 レシートプリンターに接続している場合は、[取り消しレシート印刷]のタップで取り消しレシートを印刷できます。 |
Note:取り消し完了画面で[取り消しメモ入力]をタップすると、取り消し処理のメモを記録することができます。メモの内容は、管理サイトのサイドバーから[売上]>[売上]を選択すると表示される売上画面で確認・編集することができます。

Note:取り消しレシートに印刷される情報については、「レシートを設定する」を参照してください。

Tips:取り消しレシートは、会計履歴画面からも印刷できます(「レジの会計の履歴を確認する」を参照)。
3. その他の手続きを行う
会計を取り消した場合、必要に応じて返金などの対応を行ってください。
- 現金決済の会計を取り消した場合:取り消した商品価格の現金をお客さまにお渡しします。
- カード決済の会計を取り消した場合:カード決済代行サービスがPAY.JPの場合、hacomonoの払い戻し処理とPAY.JPの返金処理が自動で連動するかをシステム設定で確認し(「PAY.JPの返金処理をhacomonoと連動させる」を参照)、連動していないときは取り消した商品価格のPAY.JPの返金手続きを手動で行ってください(「PAY.JPの返金処理を手動で行う」を参照)。カード決済がhacomono決済の場合は、POSレジアプリで取り消しすると自動的にfincodeの返金処理が行われます。
- 店頭カード決済の会計を取り消した場合:取り消した商品価格の返金処理をCAT端末側で行います。
- 電子マネー決済の会計を取り消した場合:取り消した商品価格の返金処理をCAT端末側で行います。
- 商品券利用の会計を取り消した場合:運用に合わせてご対応ください。
- 釣り発生商品券利用の会計を取り消した場合:運用に合わせてご対応ください。
- クーポン適用の会計を取り消した場合:管理サイトからメンバーにクーポンを再配布します(「クーポンを配布する」を参照)。
- チケットの会計を取り消した場合:メンバーに付与されているチケットを管理サイトから削除します。チケットが使用済みの場合、会計を取り消すことはできますがチケットを使用前の状態に戻すことはできません。
Note:取り消しの履歴は、POSレジアプリ、管理サイトで確認できます。
- POSレジアプリの会計履歴画面
POSレジアプリ画面右上の[≡]をタップし、[会計履歴]を選択すると表示される会計履歴画面で確認できます。取り消し済みの会計には「取消済み」が、取り消し処理には「取消」が表示されます。 - 管理サイトの売上画面
管理サイトのサイドバーから[売上]>[売上]を選択すると表示される売上画面で確認できます。取り消し処理は、金額が赤字で表示されます。