注意:ご契約にPOSレジ機能が含まれている場合にご利用になれます。
POSレジアプリは、レシートプリンター、キャッシュドロワーに接続することで、会計時にレシートを印刷したり、自動でキャッシュドロワーを開けたりすることができます。
ここでは、スター精密社製レシートプリンター・キャッシュドロワー一体型mPOPをPOSレジアプリに接続する手順について説明します。
設定の流れ:
STEP 1:レシートを設定する
STEP 2:mPOPを設置する
STEP 3:ロール紙をセットする
STEP 4:iPadとmPOPを接続する
STEP 5:印刷領域を設定する
STEP 6:レシートプリンターとキャッシュドロワーを有効にする
STEP 7:テスト印刷する
STEP 8:キャッシュドロワーの開閉を確認する
POSレジアプリでのレシートの印刷方法、キャッシュドロワーの開け方については、「レジで会計する」を参照してください。
mPOPの導入に必要なもの
mPOPを導入する場合は、以下を準備してください。
-
スター精密社製mPOP:
- モデルPOP10CBIの場合、iPadとBluetoothまたはUSBで接続できます。
- モデルPOP10CIの場合、iPadとUSBで接続できます。
- モデルPOP10(販売終了)の場合、iPadとBluetoothで接続できます。
- 感熱ロール紙:幅58 mmをサポートしています。
-
USBケーブル:iPadとUSBで接続する場合、iPadのコネクター形状に合うものを用意してください。
- iPadのコネクター形状がLightningの場合、Lightning 〜 USB Type-Cケーブル
- iPadのコネクター形状がUSB Type-Cの場合、USB Type-C 〜 USB Type-Cケーブル
- POSレジアプリをインストールしたiPad:インストールについては、「POSレジアプリをインストールする」を参照してください。
- Apple ID:App Storeからスター精密社の設定用アプリをインストールするときに必要になります。
- Wi-Fi環境:iPadをWi-Fiに接続できる環境で設定します。
STEP 1:レシートを設定する
レシートに印刷する情報を登録し、印刷先のレジに設定します。詳細については、「レシートを設定する」を参照してください。
STEP 2:mPOPを設置する
mPOPの配線を行います。ここでは、Bluetooth接続タイプの接続について説明します。
- 電源ケーブルを本体底面の接続口に接続します。
設置場所に合わせて、電源ケーブルを排出口に通します。
配線については、mPOPに付属の「かんたんセットアップ」を参照してください。
Note:USB接続タイプの場合は、USBケーブルを配線します。 -
電源プラグをコンセントに接続します。
- 本体の側面にある電源ボタンをオン(I)にします。
- 電源が入り、LEDが青色に点灯します。
Note:POP10CBIの場合は、Bluetooth接続が完了するまでは緑色に点灯します。
STEP 3:ロール紙をセットする
ロール紙をプリンターにセットします。
- プリンターの前面を押します。ロックが外れるので、プリンターを引き出します。
- カバーオープンレバーを手前に引きます。プリンターカバーが開きます。
- ロール紙をセットします。
手順については、mPOPに付属の「かんたんセットアップ」を参照してください。 - プリンターカバーを閉じます。用紙が送り出されます。
- プリンターを押し戻します。
Note:用紙が正しくセットされていない場合は、赤色の「!」が点灯します。
STEP 4:iPadとmPOPを接続する
Bluetooth接続タイプの場合、iPadと本体をBluetoothで接続します。
- iPadのホーム画面で[設定]をタップします。
- [Bluetooth]>[Bluetooth]をオンにして、[デバイス]に表示される[STAR mPOP-XXXXX]を選択します。
- 接続が完了すると、[自分のデバイス]に[接続済み]が表示されます。
STEP 5:印刷領域を設定する
スター精密社の設定用アプリを使用して、レシートの印刷領域を「50.8mm (406ドット)」に設定します。
- iPadのApp Storeから、スター精密社のアプリ「Star Quick Setup Utility」をインストールします。
- iPadのホーム画面で、Star Quick Setup Utilityアプリをタップします。アプリが起動します。
-
「接続先プリンター」をタップします。
- [許可]をタップします。
-
[OK]をタップします。
-
「mPOP」が検出されたらタップします。
-
[はい]をタップします。
- [プリンターの設定変更を行う]を選択します。
- [メモリースイッチ設定]を選択します。
- 下にスクロールして[印刷領域]を選択し、印刷領域の幅を「50.8mm (406ドット)」に変更して、[適用する]をタップします。
- 確認画面が表示されるので、[はい]をタップします。
- 「成功しました」のメッセージが表示されたら設定完了です。
[OK]をタップします。
STEP 6:レシートプリンターとキャッシュドロワーを有効にする
POSレジアプリの設定画面で、レシートプリンターとキャッシュドロワーを有効にします。
- POSレジアプリを起動して、レジ画面を表示します。
-
[≡]をタップします。
-
[設定]を選択します。
-
[レシートプリンターを利用する]と[キャッシュドロワーを利用する]をオンにします。
プリンターとキャッシュドロワーが利用できる状態になると、画面上部にプリンターアイコンと[ドロワーを開ける]が表示されます。
Note:オン/オフボタンの位置に「本環境では利用できません」が表示される場合は、hacomono担当者までご連絡ください。Note:mPOPの電源を切っているときなど、接続されていない状態のときはプリンターアイコンに斜線が入ります。接続状態になるまでに数秒かかることがあります。この場合、プリンターアイコンに斜線が入っていても、そのまま少し待つと接続状態になります。
-
[会計時支払方法]を選択します。
- クレジットカードや電子マネーなど、会計時に自動でキャッシュドロワーを開かなくてよい支払方法がある場合は、[ドロワーを自動で開く]をオフにします。
Note:[会計時画面表示]をオフにした支払方法は、選択中のレジのお支払い画面に表示されなくなります。
- 画面左上の[<]をタップして、設定画面に戻ります。
- 点検・精算時に点検レポート・精算レポートが自動で印刷されるようにする場合は、[点検レポート保存時に自動印刷する]、[精算レポート保存時に自動印刷する]をオンにします。Note:オン/オフボタンの位置に「本環境では利用できません」が表示される場合は、hacomono担当者までご連絡ください。
STEP 7:テスト印刷する
テスト印刷するには、画面右上の[≡]をタップして、[テスト印刷]を選択します。
STEP 8:キャッシュドロワーの開閉を確認する
キャッシュドロワーをPOSレジアプリから開けられることを確認します。キャッシュドロワーの開け方については、「キャッシュドロワーを開閉する」を参照してください。
キャッシュドロワーのトラブルシューティングについては、「よくあるご質問」を参照してください。