契約中のメンバーが休会される場合は、メンバーサイトまたは管理サイトから、休会用のプランにプラン変更を行います。休会用のプランでは、通常のプランと同様に、毎月一定額を請求しながら、予約や入館ができないように制限することができます。
翌月から休会する場合は、当月のプラン変更の締め切り日までに手続きを行う必要があります。
休会期間は、1ヶ月単位で設定できます。休会開始や復帰は月の1日からとなります。月の途中から休会したり復帰したりすることはできません。プランマスタに休会期間を設定しておき、期間が過ぎたら自動的に休会前のプランに戻るように設定することもできます。
休会用のプランは、すべての時間帯・曜日で予約ができないプランとして設定します。また運用に合わせて以下の設定を行うことができます。
- 休会期間の上限を設定する
- 休会中はチケット予約を不可にする
- メンバーサイトから復帰手続きができるようにする
- 休会中も年会費を請求できるようにする
- メンバーサイトから休会手続きができるようにする
- 休会中はチケットを購入できないようにする
- 休会中は入館できないようにする
設定手順
休会用のプランマスタの設定は、以下の手順で行います。
- 管理サイトのサイドバーから[マスタ]>[プラン]を選択し、プランの一覧画面で[新規登録]をクリックします。
- [コード]に、プランを識別するためのコードを入力します。
- [名称]に、プラン名を入力します。
- [月会費]、[初月会費]の[費用を設定]をクリックし、休会費を[税込金額]に入力して、[登録]をクリックします。または[登録済み商品から選択]をクリックして商品を選択します。
Note:休会費を請求しない場合は、0円を設定します。 - [その他詳細]タブを選択し、[休会プランとして扱うかどうか]の[設定する]にチェックを入れます。
- [予約制限]タブを選択し、[時間帯別予約可能数]のすべての時間帯のチェックが外れていることを確認します。
- [契約制限]タブを選択し、[メンバーサイトからの契約]のチェックが外れていることを確認します。Tips:新規のプラン契約時に休会用のプランがメンバーサイトに表示されないようにして、誤って契約されないようにします。
- 運用に合わせて、以下を設定します。
- [保存]をクリックします。
休会用のプランマスタの設定は完了です。 - 運用に合わせて、以下を設定します。
休会期間の上限を設定する
休会期間に上限を設ける場合は、休会用のプランの[その他詳細]タブで、[休会プランとして扱うかどうか]の[休会期間上限を設定する]にチェックを入れて、何ヶ月の休会にするかを設定します。
休会プランに変わった月から指定した月数が経過すると、自動的に休会前のプランに契約が変わります。
例えば、4月から3ヶ月の休会プランに変更した場合、休会期間(休会プランの契約期間)は4月〜6月となります。7月になると自動的に元のプランに戻ります。
休会中はチケット予約を不可にする
休会中にチケットでの予約を不可にする場合は、休会用のプランの[予約制限]タブで、[同時予約可能数]、[1日当たりの予約上限数]のすべてに「0」を設定します。
メンバーサイトから復帰手続きができるようにする
休会期間の上限を設定していない場合で、メンバーサイトからメンバー自身で復帰手続きを行えるようにするには、休会用のプランの[契約制限]タブで、[メンバーサイトからのプラン変更手続き]に、復帰後に契約できる通常のプランを設定します。
- すべてのプランに復帰できるようにする場合
- 特定のプランだけに復帰できるようにする場合
休会中も年会費を請求できるようにする
休会中も、休会前のプランから継続して年会費を請求できるようにする場合、休会前のプランと同じ年会費(商品)を、休会用のプランの[年会費]にも設定します。これにより、休会前のプラン契約日を起算日としたまま年会費を請求できます。
例えば、2022年9月にプラン契約して年会費が請求された後、2023年8月に休会プランに変更した場合、休会中でも2023年9月に年会費が請求されます。
- 休会前に契約していたプランと休会プランで、年会費の商品が異なる場合、休会プランに変更したときに年会費が請求されます。
- 年会費「なし」の休会プランから、年会費「あり」のプランに復帰した場合、再度年会費が請求されます。
- 年会費「なし」のプランから、年会費「あり」の休会プランに変更した場合、休会プランに変更したときに年会費が請求されます。
メンバーサイトから休会手続きができるようにする
休会手続きをメンバーサイトからできるようにする場合は、通常プラン(休会以外のプラン)から休会プランにプラン変更できるように、通常プランのプランマスタを設定します。
通常プランのプランマスタで、[契約制限]タブの[メンバーサイトからのプラン変更手続き]にチェックを入れて、「全てのプラン + 休会プラン」を選択するか、「変更可能なプランを選択」を選択して休会用のプランを設定します。 通常プランが複数ある場合は、それらすべてのプランマスタで設定する必要があります。
例えば、フルタイムプランを契約中のメンバーがメンバーサイトから休会できるようにするには、フルライムプランのプランマスタで、[契約制限]タブの[メンバーサイトからのプラン変更手続き]にチェックを入れて休会プランを選択できるように設定します。
休会中はチケットを購入できないようにする
休会中はチケットを購入できないように制限する場合、商品マスタのすべてのチケットに対して休会用のプランでは購入できないように設定します。チケットの商品マスタの[購入制限設定]で、[購入可能なプラン]から「対象を指定」を選択し、休会用のプランを設定しないようにします(「チケットの購入制限を設定する」を参照)。
休会中は入館できないようにする
休会中は入館できないように制限する場合は、使用している入退館システムに応じて以下の設定を行います。
入退館アプリの場合:
休会用のプランの[入退館制限]タブで、すべての時間帯・曜日で入館できないように設定します。
QR入退館サービスの場合:
デバイスマスタの[入館資格]の設定によらず、休会中のメンバーは入館できません。
Akerun入退室管理システムの場合:
Akerunマスタの[鍵を付与するタイミング]に、休会用のプランを設定しないようにします。
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