注意:ご契約に売上締め機能が含まれている場合にご利用になれます。
売上締め機能は、指定した期間の売上を確定し、編集できないようにロックする機能です。日次や月次など、運用に合わせた締め処理のタイミングで、権限のある管理ユーザーが、対象の店舗と期間を指定して、売上を締めることができます。売上は手動で締めることも、日次で自動で締めることもできます。
売上を締めた後でも修正が必要になった場合は、権限のある管理ユーザーだけが締め状態を解除することができます。
売上の締め処理や締め解除の操作は、ログに記録され、誰が行った操作かを後から確認することができます。
売上が締まっている状態とは
売上が締まると、対象日に対する以下の操作ができなくなります。売上の締めの対象日は、売上の精算日時で判定されます。
売上締め時にできない操作:
画面 | 不可となる操作 |
売上画面 (管理サイトの[売上]>[売上]) |
売上の新規登録 |
メンバーの売上画面 (管理サイトの[運営]>[メンバー]を選択し、一覧からメンバーを選択して、メンバー詳細画面の[売上]タブ) |
売上の新規登録 |
月会費支払状況画面 (管理サイトのサイドバーから[売上]>[月会費支払状況]を選択) |
締まっている日を[処理日時]に指定した未払金処理 |
売上が締まっている日は、管理サイトのサイドバーから[売上]>[締め処理]を選択すると表示される締め処理画面に「締め済み」と表示されます。
- メンバーサイト:プラン新規契約、プラン変更時の手数料、プランの所属店舗変更の手数料、プラン退会時の違約金、チケットの購入、物販での購入
-
管理画面:
- PAY.JP入金データファイルのインポート([売上]>[売上]>[インポート])。入金日が入力されるだけとなります。
- 口座振替結果ファイルのインポート([売上]>[口座振替]>対象年月を選択>[口座振替結果データインポート])
払い戻しが必要になった場合、売上が締まっている日を[払い戻し日時]に指定して払い戻すことはできません。売上の締め状態を解除するか、売上が締まっていない他の日付で払い戻す必要があります。
売上が締まっている日に対して、売上にひも付く以下のチケット関連の操作はできません。
- チケットを利用したレッスンの予約・キャンセル
- チケットを利用した入退館履歴関連の操作(入退館チケットの売上に影響するため)
- チケットを利用した体験予約・キャンセル
- チケットを利用した体験レッスン受講者がいるクラスの休講
メンバーサイトから購入されたチケットと、管理サイトからの売上登録で付与されたチケットは売上にひも付くため、上記の操作ができません。
売上締め/解除の権限を設定する
売上締め機能や解除機能について、それぞれ使用可能とするロールレベルに適切な権限設定を行ってください(「ロールレベルをカスタマイズする」を参照)。
ロールレベルの設定例:
以下のロールレベルの設定で、店舗担当者にロールレベル4を、本部担当者にロールレベル5を設定した場合、店舗担当者は日次や月次で売上を締めることはできますが、締め状態を解除することはできません。締め処理後に売上登録や払い戻しなど、売上の修正が必要になった場合は、権限のある本部担当者に依頼して締め状態を解除する必要があります。
また、管理ユーザーに適切な管理対象店舗を設定することで、誤って意図しない店舗の締め処理を行ってしまうのを防ぐことができます(「管理ユーザーのアカウントを作成する」を参照)。
売上を手動で締める
売上を手動で締めるには、以下の手順を行います。
- 管理サイトのサイドバーから[売上]>[締め処理]を選択します。
- 売上を締める対象の店舗、年、月を、それぞれ[店舗]、[対象年]、カレンダー上部から選択します。
- 売上を締める日または期間を選択します。
1日だけ締める場合:カレンダー上の日付をクリックします。
複数の日(期間)を締める場合:[売上の締め処理]をクリックします。 - 複数の日(期間)の売上を締める場合、[期間]に対象の期間を設定します。
-
[売上を締める]をクリックします。Note:複数の店舗を対象にするときは、[店舗を選択]をクリックして店舗を追加します。Note:店舗にひも付いていない売上も締める場合は、[店舗未登録の売上も含めるかどうか]にチェックを入れます。
- 指定した日・期間の売上が締まり、カレンダーに「締め済み」が表示されます。
売上を自動で締める
売上を自動で締めるには、以下の手順を行います。
- 管理サイトのサイドバーから[売上]>[締め処理]を選択し、締め処理画面で[自動締め設定]タブを選択します。
-
[自動締め設定を有効にする]にチェックを入れます。
-
[タイミング]に売上を締めるタイミングを入力します。指定したタイミングの日時以前の売上は、すべて自動で締められます。たとえば、3日後の19時と入力した場合、2023年7月25日以前のすべての売上は、2023年7月28日19時で締められます。
注意:[タイミング]は、毎日23時30分時点での設定が反映されます。設定保存後に即時反映されるわけではありません。たとえば、7月1日23時40分に設定を保存した場合、その設定は翌日の7月2日23時30分に反映されます。
- 自動締め処理の対象としない店舗がある場合は、[除外店舗]で[店舗を選択]をクリックし、店舗マスタに設定されている店舗の中から店舗を指定します。
- [保存]をクリックします。
- 日ごとに[タイミング]に合わせて売上が締められ、[売上締め操作]タブのカレンダーでは「締め済み」が表示されます。
売上の締めを解除する
売上の締めを解除するには、締め処理画面のカレンダーで解除したい日をクリックするか、カレンダーの下の[売上の締め処理]をクリックして解除対象の期間を設定し、[売上締めを解除]をクリックします。
売上の締めが解除されると、売上を締める前と同じ操作が可能になります。
売上の締め処理/解除の操作履歴を確認する
売上の締め処理/解除が行われた履歴は、締め処理画面の[アクティビティ]タブで確認できます。