平日の朝だけ店舗に入館できるプランや入館回数を制限したプランなど、入退館できる時間や回数を制限したプランを作成するには、プランマスタで入退館制限を設定します。
レッスン受講などでご来店の都度、施設利用料などをお支払いいただくようなプランの場合は、メンバーが入退館チケット(「入退館用のチケットを設定する」を参照)を所持している場合だけ入退館できるように制限することもできます。
入退館制限のあるプランを契約しているメンバーが入退館チケットを所持している場合の入館資格の判定については、「入退館用のチケットを設定する」を参照してください。
設定手順
プラン契約によって入退館できる時間帯・曜日・回数などの設定は、以下の手順で行います。
- 管理サイトのサイドバーから[マスタ]>[プラン]を選択し、プランの一覧画面でプランを選択します。
- [入退館制限]タブを選択します。
- 入退館をプランで制限するか入退館チケットで制限するかを選択します。
- プランで制限する場合:
注意:スクールのプランの場合、設定できません。[入退館時間帯・回数制限]の[制限する]にチェックを入れます。
- 入退館チケットで設定する場合:
[入退館チケットの利用を必須にする]の[有効にする]にチェックを入れます。
- プランで制限する場合:
- 入退館をプランで制限する場合、以下の制限設定を行います。
- 入館可能な時間帯:
[時間帯別入館可能数]で、入館を可能にする時間帯にチェックを入れます。
1つのプランで入館可能な時間帯が複数ある場合は、それぞれの時間帯にチェックを入れます。Note:[フルタイム]、[デイタイム]などの時間帯を、何時から何時までとするかは、店舗マスタで設定します(「店舗の利用時間帯や営業時間を設定する」を参照)。 - 入館可能な曜日:
[入館可能日と祝日ルールを設定する]をクリックします。
入館可能にする曜日にチェックを入れて、祝日の扱い(「入退館制限」を参照)を設定し、[保存]をクリックします。 - 1ヶ月の入館回数:
時間帯の入力欄に入館可能にする回数を入力します。
入館回数を制限しない場合は、入力欄を空欄にします。
Note:入退館を入退館チケットで制限する場合、制限の設定は、チケットマスタに設定します(「入退館用のチケットを設定する」を参照)。 - 入館可能な時間帯:
- その他の項目を必要に応じて設定します。設定項目の詳細については、「入退館制限」を参照してください。
- [保存]をクリックします。
設定項目
入退館制限
項目 | 説明 |
入退館チケットの利用を必須にする | 入退館時に入退館チケットの所持を必須とする場合、[有効にする]にチェックを入れます。 入退館の時間などの制限は、入退館チケットのチケットマスタに設定します(「入退館用のチケットを設定する」を参照)。 [入退館時間帯・回数制限]の設定と併用することはできません。 |
入退館時間帯・回数制限 |
注意:スクールのプランの場合、設定できません。
入退館の時間や回数などの制限をプランマスタに設定する場合、[制限する]にチェックを入れます。[入退館チケットの利用を必須にする]の設定と併用することはできません。 |
時間帯別入館可能数 | 入館できる時間帯・曜日と1ヶ月に入館できる回数。 [入退館時間帯・回数制限]にチェックを入れると設定できます。 入館可能にする時間帯にチェックを入れます。すべての時間帯にチェックが入っていない場合は入館できないプランになります。 特定の曜日だけ入館できるプランの場合、[入館可能日と祝日ルールを設定する]をクリックして表示される画面で、入館可能にする曜日にチェックを入れます。 祝日を入館可能にする場合、[祝]にチェックを入れて、詳細を以下から選択します。
初期値では、以下の時間帯を設定できます。
初期値の時間帯だけでは足りない場合、独自の時間帯を追加できます(「店舗の利用時間帯や営業時間を設定する」の「時間帯の種類を追加する」を参照)。 Note:同じ日の同じ時間帯に複数回入館された場合、入館回数は1回となります。複数の時間帯で入館できるプランの場合は、それぞれの時間帯で個別に入館回数をカウントします。複数の店舗で入館された場合は、すべての店舗での合計で入館回数をカウントします。
Note:管理サイトから手動で入館記録を設定する場合、その入館を入館可能回数の1回分とするかどうかを設定できます。1回分として設定するには、メンバー画面(「メンバー詳細について」を参照)の[入退館]タブから入退館記録を設定する画面を表示し、[プランの入館権利を消費するかどうか]にチェックを入れます。
Note:入退館の記録は、メンバーサイトのマイページ画面の[設備利用履歴]から確認できます。
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特定のプログラムの予約がある場合、入館権利を消費しない | 特定のプログラムが予約されているときの入館を入館回数に含めない場合、チェックを入れます。 [入退館時間帯・回数制限]にチェックを入れると設定できます。 [プログラムを選択]をクリックしてプログラムを選択画面を表示し、入館回数に含めないプログラムを選択します。 [特定のプログラムの予約がある場合、入館権利を消費しない]にチェックを入れて、プログラムを設定しない場合は、すべてのプログラムの予約が入館回数にカウントされなくなります。 |
入退館時間制限 | 時間帯設定の時間の何分前の入館/何分後の退館を許可するか。 [入退館時間帯・回数制限]にチェックを入れると設定できます。 |
- 時間帯が重なる場合:
- 時間帯が重ならない場合:
上記の設定で、プランの予約制限の予約可能時間帯15:00〜19:00の予約で入館できるようにするには、入退館制限の[特定のプログラムの予約がある場合、入館権利を消費しない]にチェックを入れて、プログラムを未設定状態にします。この場合、どのプログラムの予約でも15:00〜19:00に入館できるようになります。
入退館アプリでの入退館
入退館アプリで入館された場合、プランマスタの入退館制限と予約制限の設定に基づき入館可能か判定されます。
時間・曜日が対象外の場合や回数の上限に達している場合、予約可能店舗ではない場合、入退館アプリはエラー音やエラーメッセージ、画面の振動でメンバーに通知します。管理サイトにもエラーが通知されます(「チェックイン・入退館通知を受け付けよう」を参照)。
- [基本情報]>[プロフィール]タブの[入退館を利用停止にする]にチェックが入っている。
- [基本情報]>[本人確認]タブの[ステータスを変更する]をクリックすると表示される本人確認ステータス変更画面で、[入退館を利用停止にする]にチェックが入っている。
ロックQR・ロックワイヤレスでの入退館
ロックQR・ロックワイヤレスで入館された場合、デバイスマスタの入館資格、プランマスタの入退館制限が順番に判定され、両方で入退館資格がある場合に入退館が可能になります。
入館資格のないときに入館された場合は解錠されず、管理サイトにエラーが通知されます(「チェックイン・入退館通知を受け付けよう」を参照)。退館資格のないときに退館された場合は、解錠は成功し、管理サイトに警告が通知されます。
- [基本情報]>[プロフィール]タブの[入退館を利用停止にする]にチェックが入っている。
- [基本情報]>[本人確認]タブの[ステータスを変更する]をクリックすると表示される本人確認ステータス変更画面で、[入退館を利用停止にする]にチェックが入っている。
Akerun入退室管理システムでの入退館
Akerun入退室管理システムで入館された場合、Akerunマスタの[鍵を付与するタイミング]の設定(プラン契約の必要な繰り返し鍵付与の設定)、プランマスタの入退館制限が順番に判定され、どちらか一方でも入館資格がある場合に入館が可能になります。
入館回数については、設定に関係なく、入館資格のある時間・曜日であれば、何回でも入館可能です。
- 予約制限と入退館制限の時間帯が同じで曜日が異なる場合:
例えば、予約制限が「モーニング」月〜水、入退館制限が「モーニング」木〜金の場合、「モーニング」月〜金の繰り返し鍵が1つ付与されます。 - 予約制限と入退館制限の時間帯が異なり曜日が同じ場合:
例えば、予約制限が「モーニング」月〜水、入退館制限が「ナイト」月〜水の場合、「モーニング」月〜水と「ナイト」月〜水の繰り返し鍵が2つ付与されます。 - 予約制限と入退館制限の時間帯と曜日の両方が異なる場合:
例えば、予約制限が「モーニング」月〜水、入退館制限が「ナイト」木〜金の場合、「モーニング」月〜水と「ナイト」木〜金の繰り返し鍵が2つ付与されます。
その他の外部連携デバイスでの入退館
SHARP顔認証デバイス、SECOM入退館管理での入館では、プランマスタの入退館制限は機能しません。入退館の回数は記録されます。
入館回数が制限を超えているメンバーを確認するには?
入館可能数が月の制限を超えているメンバーについては、メンバー画面で確認できます。
制限を超えているメンバーを表示するには、管理サイトのサイドバーから[運営]>[メンバー]を選択し、メンバー画面の[その他の条件]をクリックして[入退館回数制限超過年月]に調べたい月を指定します。